塀の暗い隙間に落ちて脱出できない猫が救出される瞬間
ロサンゼルスのとある駐車場。
一見何の変哲もないただの駐車場ですが、数日前からとても苦しそうな猫の鳴き声が響き渡っていました。
ちょうど同じころ、猫のバーニーが行方不明となり探し続けていた飼い主さん。
そう、その響き渡る鳴き声こそ猫のバーニーのものだったのです。
コチラの駐車場の壁、2重になったコンクリートで作られており、不運にもその隙間にバーニーは挟み込まれ出てこれなくなってしまいました。
覗き込むと助けを求めるように悲痛な声で鳴くバーニー。
ただぴったりはまり込んだその状態では、引っ張り上げることも出来ず、なす術のない状態。
しかしバーニーはこの状態になってからすでに数日が経過している。
もはや一刻を争う事態に、救出にきた動物レスキュー隊SMARTのメンバーは壁を破壊することを決意しました。
バーニーの体に負担がかからないよう慎重に壁に金づちを打ち付け、少しづつ壁を崩していく隊員。
一部は破壊出来ましたが、まだ体がすっぽりとはまっている状態で引っ張り出せない。
それでも焦らず、力加減を考えて慎重に慎重に壁を破壊していく隊員。
そしてレスキューを開始してから数時間、ついに……。
引っ張り出すことに成功!
過酷な状況で数日を過ごしたバーニーですが、見た感じ命に別状はない様子。
飼い主さんの元へ、やっと帰ることが出来ました。
力が弱すぎたら壁を破壊できず、強すぎればバーニーに被害が及ぶ。
本当に神経の使う救出作業だったと思います。
バーニーもそうですが、隊員さんたちもほんとにお疲れさまでした!
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