心臓病の子猫が1人の少女の愛情で奇跡が…!

   2017/01/02

親友を亡くした少女

小さな女の子、ブルックリンは熱烈な猫愛好家です。家で飼っていた2匹の老猫とは大の仲良しで、愛し合いされの恋人のような関係を築き、幸せな毎日を送っていました。

しかし、別れは必ずくるもの。少女が愛した2匹の猫は虹の橋の向こうへ旅立ってしまいました。ブルックリンは、胸を裂くような悲しみに襲われました。しかしいつまでも悲しむわけにはいきません。ブルックリンは無事立ち直り、今まで以上に生き物をいつくしむようになります。

そしてしばらく経ってからブルックリンはママに、「新しい子を迎えようよ」とおねだりするようになりました。今まで猫と一緒に育ってきたわけですから、側に毛むくじゃらの友だちがいないとさびしくて仕方ないのでしょう。

猫をおねだりされたパパママでしたが、すぐに新しい猫を迎え入れる予定はありませんでした。しかし、そんな折、動物病院にて働くママがある子猫と運命的な出会いを果たします。

ペチャっとした顔が魅力的なその子猫は、ママの働く動物病院で生まれた子です。しかし、遺伝子的な問題があり、心雑音という症状を抱えていました。

心雑音とは心臓で起きる雑音の総称です。心臓から異音が聞こえる症状が現れます。心臓に問題がある可能性が高いだけでなく、それ以外の臓器にも病気の疑いが生まれるもので、そんな子を飼うにはある程度の知識と気構えが求められます。

ブルックリンのママはその子を目の当たりにして直感しました。

「ああ、うちの娘ならこの子を理解できるだろう」

そして迎えたブルックリン6回目の誕生日。この日は誕生日プレゼントとは別に、あるものが少女のために用意されました。ドキドキで箱を開けたブルックリンの目に飛び込んだのは、例の子猫ちゃんでした。

心臓に問題を抱える子猫は、マックスと名づけられました。そしてこの日から、マックスはブルックリン一家の一員として生活を始めます。

 

■引用元:http://ishidai.staba.jp/fmm/app1224/

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