ねこ「……いいたわしニャ……！」

猫は人間と同じく十人十色。それぞれ趣味嗜好が異なります。

こちらのお宅の猫さんは大のたわしフェチで、たわしの違いに敏感なんだそう。で、この日差し出したたわしがえらく気に入ったようで……。

ねこ「こ、このたわしは！？」

猫さん、ゼロ距離たわしガン見。近くない？　ねえ近くない？　猫ってド近眼って言われるけど、それにしたって近すぎない？

ねこ「すりすり～、すりすり～」

ねこ「にゃ、にゃんだこりゃ！」

ねこ「すんばらすぃ～たわしだニャ！」

このたわしがえらく気に入ったのか、猛烈にすりすりする猫さん。

ねこ「んん～、このたわしの感触、これは名匠の一品に違いにゃい！」

ねこ「カリカリ68万粒分の価値があるはずニャ！」

ものっそい評論家顔になる猫さんかわいい。評論家っていうか何か企んでる悪代官みたいな目つきですな。

最後まで流し目を止めぬ猫さん……たわしをものすごく気に入ったんだね～！

……っていうかよくみると猫さんの毛並みとたわしの色合いがよく似てる。ソックリ。

たわしが好きすぎるニャンコでした。
確かにたわしって肌触りが気持ちいいっすよね。

■引用元：http://ishidai.staba.jp/fmm/app1175/